ロゼッタ・ラシードの観光名所
ロゼッタのおすすめスポット
ロゼッタ(ラシード)では、街を歩くごとに過去の時代の物語を語る建築の宝庫が広がります。オスマン時代の建築が色濃く残るこの町は、エジプトの多層的な歴史を体感できる貴重な場所です。
オスマン様式の家々 – 過去へのまなざし
ロゼッタのオスマン様式の家は、ナイルデルタ特有の赤と黒の交互に塗られた平らな小型レンガで造られており、目にも楽しい風景を生み出しています。3階建ての建物は、上層階が少し張り出しており、まるで逆さのチョコレートウェディングケーキのような造形美が特徴です。マシュラビーヤと呼ばれる精緻な木製スクリーンの窓が、独自の魅力を引き立てています。
ミズーニ邸 – 内部の傑作
1740年に建てられたミズーニ邸は、ロゼッタの建築遺産の中でも際立つ存在。5階建ての建物は、北向きのリビングルームとレセプションルームを中心に、周囲に小部屋が配置され、中庭を囲む構造になっています。屋上のテラスは高い壁に囲まれ、町全体を見渡せる隠れた展望スポットです。
アマシャーリ邸 – 外観の美
アマシャーリ邸は、ロゼッタで最も美しい外観を持つと言われています。現在は見学できませんが、再公開されれば、母貝を用いたマシュラビーヤや豪華な木製天井、壁の装飾などが公開される予定です。
アブ・シャヒーン製粉所 – 機能する遺産
アマシャーリ邸の隣に位置するアブ・シャヒーン製粉所は、完全に修復され現在も稼働している歴史的な製粉所です。訪問者は実際に仕組みに触れることができ、五感で歴史を学ぶことができます。
ラマダン邸とその一角
ラマダン邸とその周囲の6軒の家は、丁寧に修復された外観が美しい、典型的なオスマン様式建築の好例です。現在も修復作業中のラマダン邸の中には、隠れた芸術作品のような天井装飾がある部屋も存在します。
サーベト邸 – 最古の商人の館
1709年に建てられたサーベト邸は、ロゼッタに現存する最古のオスマン商人の邸宅です。斜めに切られた角と、伝統的に四角く整えられた屋根の角がユニークな造形を生んでいます。
アル=マハリ・モスク – 特別な建築構成
アル=マハリ・モスクは、イスラムの「神の99の名」にちなんだ99本の柱が立ち並ぶ、ユニークな建築です。これらの柱は様々な宗教施設から集められ、信仰と伝統の継承を象徴しています。
ムアッラカ・モスク – 隠された壮麗さ
細い路地の奥にひっそりと佇むムアッラカ・モスクは、珍しい1階のバルコニー(欄干)が特徴。控えめな外観からは想像できないほど、内部は壮麗で見る者を驚かせます。
作成日:2019年5月1日
更新日:2025年8月5日